写真を全然送ってくれないのはなぜ?これは詐欺のサインですか?(AI時代バージョン)
国際恋愛やオンライン恋愛で、相手が写真をほとんど送ってくれない、
あるいは1~2枚の決まった写真しか送らない場合、
これはロマンス詐欺で非常に多い初期サインです。
AI画像・盗用写真・Deepfakeが一般化した現在、
詐欺師は「多くの写真を送ると矛盾が生まれてバレる」ため、
“写真を出さない戦略”をとることが増えています。
【結論】写真を送らない相手は、詐欺もしくは“実物が写真と違う”可能性が高い。
本気の相手は自然に複数の写真を共有します。
なぜ写真を送らないのか?詐欺師が写真を避ける“技術的&心理的理由”
① 写真がAI生成・盗用だから追加が作れない
詐欺師が使う写真は
- AI画像(生成した美男美女)
- SNSやモデルの盗用
- フリー素材サイトから流用
これらが多いため、
追加写真を頼まれると矛盾が生じてしまうのです。
② 写真は「情報量が多く、嘘がバレる」から
写真には次のような情報が写ります:
- 生活環境(部屋、家具、国の文化)
- 服装・季節
- 顔の細部(AIは苦手な部分がある)
- 本人の年齢・雰囲気
詐欺師はこれらが原因で嘘が露呈するリスクを嫌い、写真を渋ります。
③ “その瞬間にしか撮れない写真”を要求されると困るため
「今日撮った写真を送って」
「ピースサインして」
「紙に名前を書いて持って」
などの依頼は詐欺師にとって致命的。
別人を装っているため、リアルタイム性のある写真が撮れません。
④ 顔バレ・国籍バレを恐れている
実際の詐欺師の特徴は:
- 写真と全く違う外見
- 年齢が写真より10〜20歳上
- 全く別人の国籍
そのため写真を送ると全てが嘘だとバレるため、極端に渋ります。
被害者が誤解しやすい「写真の少なさ」への3つの錯覚
① 「恥ずかしがり屋なのかな?」という好意的解釈
詐欺師はこの心理を悪用します。
実際は写真を送れない深刻な理由があります。
② 「忙しいから撮れないんだろう」と納得してしまう
忙しくても、恋愛中なら普通は写真の1枚くらい送れます。
送れないのはやましい事情があるからです。
③ 「顔はビデオ通話で見たから安心」
偽ビデオ通話・短時間通話も詐欺の常套手段であり、
これも安全材料にはなりません。
写真を送らない相手が実際に隠している“現実”
- 別人の写真を使っている
- 複数人を同時に騙しているため、写真管理ができない
- 現地での生活環境を見せると嘘がバレる
- 年齢・体型・性別がプロフィールと違う
- カメラに映る場所(ホテル・雑居ビル)を隠したい
これらの理由から、“写真を拒否すること自体が詐欺のサイン”と考えてください。
写真を要求しても送らないときの「赤信号」
- 「今はカメラが壊れている」
- 「携帯が古いから無理」
- 「恥ずかしい」
- 「後で送るね」と言って送らない
これは全て詐欺師のテンプレ回答です。
逆に本物の相手であれば?
- 表情の違う写真を複数送れる
- 日常生活の写真が自然に出てくる
- 日時指定で「この瞬間の写真をお願い」→すぐ対応できる
- 背景が日常で不自然さがない
これはむしろ普通の恋愛で当たり前の行動です。
まとめ:写真を送らないのは“優しさ”ではなく“隠している”サインです。
- AI生成/盗用写真のため追加写真が作れない
- リアルタイム写真を要求されると詐欺がバレる
- 生活環境・年齢・国籍など矛盾が隠せない
- 本物の相手は自然に写真を共有する
写真が少ない・送られない時点で、警戒レベルは高めるべきです。
違和感を覚えたら、その直感はほぼ正しいです。
不安があれば、一人で抱えず専門家に相談してください。
あなたの安全が最優先です。
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