会う約束をすると直前で必ずキャンセルされるのはなぜ?

国際恋愛やオンライン恋愛で、会う約束をすると直前で必ずキャンセルされる――
これはロマンス詐欺で最も多い行動パターンです。

詐欺師は「実際に会う」ことができないため、
会う直前に“もっともらしい理由”を用意して回避するようにマニュアル化しています。

【結論】必ず直前でキャンセルする相手は、ほぼ詐欺。
会えないのは“会えない事情がある”からです。

本気の相手なら、どんな事情があっても会う方向で調整します。
詐欺師が会えないのは「会った瞬間に嘘がすべてバレる」からです。


なぜ「会う直前」でキャンセルするのか?詐欺師の本当の理由

① 写真の人物と本人が全く違う

詐欺師が使っている写真は

  • AI生成
  • 別人のSNSの盗用
  • モデル・芸能人の写真

などで、本物の本人とは別人です。

会えば一発で嘘がバレるため、
会う段階まで絶対に進ませません。

② ビデオ通話担当とチャット担当が別人

ロマンス詐欺は複数人のチームプレイで行われるため、

  • チャット担当(文章作成)
  • 声担当(通話)
  • 写真提供役(容姿の良いモデル)

という分業制が多いです。

会おうとすると人物が一致せず、詐欺が崩壊します。

③ 現地が詐欺拠点であり、出国できない

詐欺師は自由に移動できないことが多いです:

  • ビザが無い・出国できない
  • パスポートが偽物
  • 詐欺グループの監視下で拘束されている
  • 実際には全く違う国にいる

そのため「会う」という選択肢が最初から存在しません。


詐欺師がよく使う“直前キャンセル理由テンプレ”

① 突然の病気・事故

  • 「母が倒れた」
  • 「自分が事故にあった」
  • 「病院に行かないといけない」

→ 感情を揺さぶる典型的な演出。

② VISA・空港トラブル

  • 「ビザが取れなかった」
  • 「空港でトラブルが発生した」
  • 「航空券がキャンセルされた」

→ 国際恋愛では「それっぽく聞こえる」ため使用頻度No.1。

③ 家族の急用

  • 「家族の問題が起きた」
  • 「親が危篤」

→ 同情心を利用して関係を続けさせる。

④ お金の問題を持ち出す(危険度MAX)

ここで突然、

  • 「航空券代の一部を助けてほしい」
  • 「ビザ更新にお金がいる」
  • 「税関で荷物が止められた」

と要求してくるケースが非常に多いです。


被害者が誤解しやすい心理パターン

① 「本当に事情があるんだろう」と相手を庇ってしまう

詐欺師は“人の良心”を利用します。

② 「次こそ会えるはず」と希望を持ってしまう

詐欺師は小さな約束で期待を繋ぎ止めるのが得意です。

③ 断ると関係が終わるのが怖くなる

これは完全に心理操作で、相手はあなたを利用しているだけです。


本物の相手なら、会う約束は“現実的に”進みます

  • 日程がスムーズに決まる
  • キャンセルがあれば代替日がすぐ提示される
  • そもそも繰り返しキャンセルしない
  • 会うことを楽しみにしている気持ちが自然に伝わる

繰り返しキャンセルがある時点で赤信号と考えてください。


まとめ:会う直前のキャンセルは詐欺師の“逃げ”のサインです。

  • 詐欺師は会うことができない立場にある
  • 直前キャンセルはマニュアル化された手口
  • 会えば嘘がすべてバレるため絶対に避ける
  • 本気の相手はキャンセルを繰り返さない

会う約束が何度も崩れる時点で、危険度は非常に高いです。
不安を感じたら、その感覚を軽視しないでください。

一人で抱え込まず、必ず専門家に相談しましょう。
あなたの安全と未来を守ることが最優先です。

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