「すぐ結婚したい」と言う相手は本気ですか？それとも詐欺ですか？
LOVECHECK編集部
国際恋愛やオンライン恋愛で、出会って間もないのに
「あなたと結婚したい」
「運命の相手だと感じた」
「早く家族になりたい」
など、急激に関係を進めようとする相手は、
ロマンス詐欺で最も多い典型的シナリオです。
【結論】“すぐ結婚”を強調する相手は危険。
恋愛感情を利用して、冷静な判断力を奪うための手口です。
本気の恋愛ほど、結婚の話は慎重になります。
逆に詐欺師は、あなたを“恋愛モード”に入れるため、
最短距離で愛情表現→結婚話を進めます。
なぜ詐欺師は「すぐ結婚したい」と言うのか？
① 相手を恋愛状態にして判断力を弱めるため
人は恋愛状態になると“脳のリスク判断能力”が下がります。
詐欺師はそれを利用し、
- 毎日甘い言葉
- 未来の話
- 家庭を連想させる言葉
であなたの心を一気に掴みにきます。
② 結婚を匂わせると「断りにくくなる」心理を利用できる
人は
「相手が本気なら、こちらも真剣に考えなきゃ」
と感じやすい生き物です。
詐欺師はこの“責任感”を悪用します。
③ 将来の話を先にすると、お金の要求が通りやすくなる
詐欺の流れは次の通り：
- 急速に距離を縮める（愛してる・結婚したい）
- 精神的に依存させる
- 信頼を得たところでお金・投資の話を出す
これが世界共通のロマンススキャムの“黄金パターン”です。
被害者が最も誤解するポイント
① 「こんなに想ってくれるなんて…」という感動
実際には詐欺師は複数の被害者全員に同じ言葉を送っています。
テンプレ化された言葉で、あなたの心を揺らします。
② 「海外だからスピード婚が普通なのかも…」という誤解
文化差があるのは事実ですが、
それでも結婚は慎重に進めるのが一般的。
③ 「私が特別だから運命を感じてくれたのでは？」
詐欺師は最初から“運命”や“ソウルメイト”を使います。
理由は、
相手に特別感を与えるのが一番効くからです。
詐欺師がよく使う“スピード婚”のセリフ
- 「あなたが運命の人だと分かる」
- 「早くあなたの家族と会いたい」
- 「日本に移住したい」
- 「一緒に住む家を探している」
- 「早く結婚して安心させたい」
これらはテンプレートで、複数の被害者に同時に送られています。
本物の相手であればどうなる？
本気の恋愛では：
- ゆっくり相手を知ろうとする
- 不安を感じさせないペースで進める
- 将来の話が現実的で具体的
- 結婚は時間とステップを踏む
急激な「結婚・愛の押し売り」は本物には存在しません。
危険な“急接近パターン”のチェック
- 知り合って数日〜数週間で結婚を口にする
- あなたの不安より、自分の“愛の強さ”を優先
- 写真・背景・家族の話が曖昧
- ビデオ通話や面会は避けるのに、結婚だけ急ぐ
これらが複数当てはまれば、危険度は非常に高いです。
まとめ：「すぐ結婚したい」は愛ではなく“手口”です。
- スピード婚を迫るのは恋愛詐欺の基本戦術
- 急激な愛情表現は心理操作の一種
- 本気の相手は慎重に距離を縮める
- 結婚話の裏には金銭要求の布石がある
急に“結婚・運命・家族になりたい”と言う相手は、ほぼ詐欺です。
不安を感じたら、その感覚を信じて距離を置いてください。
あなたの未来と安全を守ることが、最も大切です。
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