仕事の話が曖昧すぎる相手は危険ですか?
国際恋愛やオンライン恋愛で、相手が仕事の話を極端に曖昧にする場合、
これはロマンス詐欺の非常に強い初期サインです。
具体的には:
- 職種は言うのに「何をしているか」は語らない
- 会社名・部署・役職を言わない
- 忙しい・会議中を言い訳に深掘りを避ける
- 話の内容が抽象的で現実味がない
これは嘘の職業設定を守るための典型的な行動です。
【結論】仕事の話が曖昧な相手は、嘘のプロフィールである可能性が極めて高い。
なぜ詐欺師は仕事の話を曖昧にするのか?
① 職業プロフィールが「完全な嘘」だから
詐欺師がよく使う偽プロフィール例:
- 医者(Doctor)
- エンジニア
- 軍人(特に米軍)
- パイロット
- 投資家
- 石油プラットフォーム勤務
- 国際ビジネスマン
どれも「忙しそうで専門性が高く見える」ため信用を得やすい職業です。
しかし具体的な質問には答えられないため、話を曖昧にします。
② 仕事の矛盾点が“最もバレやすい部分”だから
被害者が質問すると矛盾が出ます:
- 勤務時間が不自然
- 時差が職業設定と合わない
- 仕事内容が現実とかけ離れている
- 専門知識を聞くと答えられない
詐欺師はこれを避けるため、深掘りを拒否します。
③ 詐欺師自身が“その職業を知らない”から
軍人・医者・投資家などの仕事は専門知識が必要。
詐欺師はそこまで説明できないため、
「忙しい」「今は話せない」などで逃げます。
被害者が誤解しやすい“曖昧な仕事話”の心理
① 「海外だから説明しにくいのかな?」
違います。
本物の相手ならむしろ自分の仕事の話を誇らしげに語ります。
② 「秘密の仕事なのかな?」
詐欺師が最も悪用する誤解です。
軍人・医者設定で「機密だから言えない」と逃げるのは定番手口。
③ 「忙しいなら無理もないよね…」と相手を庇う
詐欺師は“忙しさ”を隠れ蓑にします。
忙しくても本物の恋人候補は必ず最低限の情報を共有します。
仕事の話が曖昧な相手に共通する特徴
- 会社名・住所・部署を絶対に言わない
- 職場の写真を送らない
- 同僚・友人の話をしない
- 専門的な会話を恐れる
- 仕事内容が毎回違う/設定が変わる
- 時差や生活リズムが職業設定と矛盾している
これは嘘の設定を守るための典型的行動です。
逆に、本物の相手ならどうなる?
- 職場の雰囲気を自然に共有する
- 仕事の話題が日常的に出る
- 同僚の話が出てくる
- 生活リズムや時差が矛盾しない
- 説明が具体的で現実味がある
これは実在する人間の自然なコミュニケーションです。
まとめ:仕事の話が曖昧なのは、“隠している”からです。
- 詐欺師は嘘の職業設定のため具体的な説明ができない
- 矛盾を避けるため、仕事の話は最小限にする
- 軍人・医者・投資家など“理想的過ぎる職業”は特に危険
- 本物の相手は仕事の話を自然に語る
少しでも違和感があるなら、それはあなたを守る警告です。
心配な点は一人で抱えず、必ず専門家に相談してください。
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