国際恋愛詐欺かもしれないと思っても、関係を切れない理由
この記事は、 「分かっているのに切れない」 「自分が弱いのではと責めてしまう」 そんな気持ちを抱えている方に向けて書いています。 無理に結論を出す必要はありません。
「もしかして詐欺かもしれない」
そう思いながらも、相手との関係を切れない。
そのことで、自分を責めていませんか。
実はそれは、意志が弱いからでも、判断力がないからでもありません。
人の心が自然に起こす反応として、説明できる理由があります。
優しさと不安が交互に来ると、人は離れにくくなる
相手からの連絡が突然減り、
「嫌われたのかもしれない」と不安になる。
その後、まるでタイミングを見計らったかのように
優しいメッセージが届く。
この「不安」と「安心」が交互に繰り返される関係は、
人の心を強く縛ります。
完全に優しい相手よりも、
不安を挟む関係のほうが、
むしろ強い執着が生まれやすいのです。
「ここまで続けたのだから」という気持ちが判断を鈍らせる
これまで費やした時間、感情、努力。
それを思うと、
「ここでやめたら全部無駄になる」
「もう少し続ければ報われるかもしれない」
そう感じてしまうのは、ごく自然なことです。
でもこの気持ちは、
冷静な判断よりも
「続けること」だけを選ばせてしまうことがあります。
疑いと信じたい気持ちが同時にあると、人は混乱する
不審な点があっても、
「文化の違いかもしれない」
「私の考えすぎかもしれない」
そうやって理由を探してしまう。
これは、
「信じたい自分」と「疑っている自分」の矛盾に
心が耐えようとしている状態です。
誰にも相談できないと、視野はどんどん狭くなる
「相談したら否定されそう」
「分かってもらえなかったら怖い」
そう感じて、誰にも言えなくなると、
相手だけが唯一の支えになってしまいます。
その状態では、
客観的に考えることがとても難しくなります。
離れられないのは、弱さではありません
ここまで読んで
「自分に当てはまる」と感じたとしても、
自分を責める必要はありません。
離れられないのは、
人の心が自然に起こす反応だからです。
🔍 もう少し深く知りたい方へ
ここで紹介した「離れられない感覚」には、
心理学的に説明できる明確な構造があります。
「なぜこんなに苦しいのか」を、
感情ではなく仕組みとして理解したい方は、
次の記事で詳しく解説しています。
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